ぽえむとは
コーヒー専門商社「株式会社日本珈琲販売共同機構」が手掛ける「コーヒー専門店ぽえむ」の一つです。1966年に阿佐ヶ谷で誕生したカフェは、風味豊かな100%アラビカ種の豆を使用し、より良い風味を引き出すための小釜の直火式焙煎、そしてコーヒー本来の味を出せるペーパードリップ方式にこだわり、連綿とそのポリシーを継承し続けています。
ここ高円寺のお店は元々、1970年頃から「COFFEE HOUSE POEM」として営業していましたが、2020年の改装を機に「POEM MANO A MANO COFFEE」としてリニューアルオープンしました。スペイン語で「手から手へ」を意味する店名の通り、創業当初から代々受け継がれてきたコーヒーの味を体感できる空間がそこには広がっています。
ぽえむのメニュー
キャラメルクリームのミックスフルーツサンド¥750と本日のコーヒー(ブレンド)¥400
季節毎に旬のフルーツを使ったフルーツサンドもありますが、こちらの定番はキャラメルクリームを使ったミックスフルーツサンドです。香ばしいキャラメルの風味が瑞々しいフルーツにも良く合い、生クリームとは一味違うアクセントにお店の工夫が見られます。
1杯ずつ丁寧に淹れてくれるコーヒーも味わい深く、個人的には生クリームのフルーツサンドよりも相性が良い印象を受けます。
フルーツサンド以外にもスコーンやトースト、プリンやケーキ類などとスイーツメニューが豊富で、同様に多種多様な珈琲メニューと合わせて落ち着いた時間を過ごせます。
ぽえむの詳細
雰囲気★★★★☆・・・温もりある落ち着いた空間。
滞在 ★★★★☆・・・ゆったりした時間を過ごせる。
作業可★☆☆☆☆・・・作業不向き。
価格帯★★★★☆・・・相応価格。
待機列★★★☆☆・・・日時によって混み合う。
立地 ★★★★☆・・・駅近で落ち着いた環境。
接客 ★★★★☆・・・丁寧な対応。
外観と内装のウッド調の雰囲気が居心地の良さを増し、こだわりのコーヒーとデザートをゆっくり頂くにはこの上無い環境だと思います。スタッフの方の丁寧な対応とも相まって、繰り返し利用したくなる良いカフェです。駅近という好立地にもかかわらず静かな環境も嬉しく、多くのカフェが11:00オープンのところ、10:00から営業している点も高評価のポイントでしょう。
ぽえむの周辺観光案内
カフェのすぐお隣に鎮座する高円寺氷川神社は日本で唯一の気象神社があることでも有名です。氷川神社の大鳥居をくぐってすぐ左手に気象神社への石畳が続きます。元々は杉並区馬橋地区にあった大日本帝国陸軍の陸軍機勝負構内に鎮座していた気象神社でしたが戦後運良く撤去を免れ、現在の地に遷座してきました。2003年に社殿老朽化のため、建て替えが行われましたが、現在も気象にまつわる多くの参拝者が訪れます。
気象神社入口
高円寺氷川神社入口
詳しくは気象神社の公式サイトをご覧ください→https://koenji-hikawa.com/kisho_jinja/
高円寺にはライブハウスも多く、多くのバンドマンが研鑽を積んでいます。そのため、比較的安価で利用しやすい飲食店も多く、駅前を中心に連日賑わいを見せています。駅を中心として多くの商店街が伸びており、そのどれもが高円寺という街を支える柱になっています。
例えば1957年に端を発する高円寺の阿波踊りは「高円寺パル商店街」を練り歩くシンボルとしても有名です。この「高円寺パル商店街」には、居酒屋やカフェ、雑貨屋や衣料品店などが軒を連ね、商店街を抜けるとそのまま新高円寺通りになりますが、先へ進むと1978年創業の老舗喫茶店「珈琲亭 七つ森」があります。
他にも、魅力的で情緒溢れる商店街や、カフェが多く、同じ中央線沿線の西荻窪や中野などと合わせて街歩きに事欠かない界隈です。
ぽえむまでのアクセス
JR中央線高円寺駅南口から徒歩約2分。日本唯一の気象神社がある高円寺氷川神社のお隣に位置しています。
東京メトロ丸ノ内線の新高円寺駅から高南通りを抜けると約12分で着きます。
また、新高円寺駅2番出口から出て、新高円寺通りを北上していくと先述した「高円寺パル商店街」に繋がっています。この通りを抜けるルートも、少し遠回りにはなりますが、高円寺という街の情景を楽しむには最適だと思います。
<店名>
ぽえむ MANO A MANO COFFEE
<営業時間>
10:00-21:00
<住所>
東京都杉並区高円寺南4-44-5
<最寄駅>
高円寺
<公式サイト>
Web(総合) https://www.nikkahan.co.jp/
Web(MANO A MANO) https://www.manoamanocoffee.jp/
Instagram) poem_mano_a_mano_coffee