仙台と秋田の黒澤文庫を日本橋高島屋で

2016年7月18日に宮城県仙台市青葉区中央2-1-27でオープンしたのが青山文庫、続いて2019年9月14日に秋田県秋田市中通4-6-16でオープンしたのが赤居文庫。
そして2021年7月27日、日本橋髙島屋新館4Fにオープンしたのが黒澤文庫です。
百貨店フロアの一角に突如として現れるクラシカルな空間はまるで物語の世界に迷い込んだような錯覚を覚えます。
内装はレトロな趣満載で、調度品の数々にも本好きにはたまらない趣向が凝らされています。
店名にも表れているように、所々に配された書籍の数々は手に取って読むことはもちろん、気に入ったものがあれば購入も可能です。
混雑時には時間制を設けておりますが、それでも本に囲まれた店内でゆっくりと時間を過ごせるのは都心において稀有な存在と言えるでしょう。
黒澤文庫のメニュー


黒澤文庫名物メニューの一つが珈琲フロートです。
500mlの計量カップに覆い被さるかの如く盛られたアイスクリームがフロートの概念を覆します。
バースプーンと一緒に提供されるのでまずはバースプーンでアイスクリームを攻略しましょう。
プレーンクレープには最高品質のエシレバターが使用されており、濃厚で芳醇なバターの香りが楽しめる逸品です。



ウィンナーコーヒーも生クリーム盛り盛りのインパクト大。
チーズケーキはクリームの中にフルーツを忍ばせております。
デザートメニューは他にもアップルパイやプリンやシベリアなどがあります。
豊富なメニューはその落ち着いた空間とともに再訪の楽しみも与えてくれます。

黒澤文庫はドリンク、食事、デザートとメニューの数も非常に多く、時間帯によってモーニングやランチ、ディナーまでもカバーしているため、飽きることないバリエーションが楽しめます。
モーニングメニュー

黒澤文庫のモーニングは、オープンの10:30~11:00までの30分間のみ利用でき、ドリンク代のみでトーストセットを頂けます。
内容は、シンプルなトーストに苺ジャムとバターが付き、サラダと卵料理からなるグッドモーニングトーストと、チーズトーストに蜂蜜が付き、サラダと卵料理からなるチーズトーストのセットがあります。
卵料理は、ボイルドエッグ(ゆでたまご)、フライドエッグ(目玉焼き)、スクランブルエッグ(炒りたまご)から選べます。
ランチメニュー


黒澤文庫のランチメニューは11:00~15:00の間で頂けます。
内容は、オーブン料理+サラダ+本日のデザート+ドリンクで¥1,980(税込¥2,178)です。
オーブン料理は煮込スパゲティー、煮込シチューライス、焼きグラタン、焼きカレーから選べます。
ドリンクは、グランドメニューのノンアルコールから選べます。
また、ランチセットは他にもパンシチュー+サラダ+本日のデザート+ドリンクの¥2,180(税込¥2,398)もあります。
メニュー内容や価格は状況によって変わる場合がございます。詳細については公式SNSや店舗に直接ご確認ください。
黒澤文庫の詳細
席数・・・4名掛けテーブル5卓/2名掛けカウンター4組分/2名掛け横並びテーブル6組分
価格・・・ブレンド¥1,210/カフェオレ¥1,320/ウィンナーコーヒー¥1,375/ガレット¥1,870~/レアチーズケーキ¥770/ランチセット¥2,178/ディナーセット¥1,958~
WiFi・・・無し
支払・・・現金/クレジット(VISA, MastarCard)/QR(PayPay)【席にて後払い】
電源・・・無し
混雑・・・常に賑わっている印象。平日朝は比較的落ち着いているがそれでも日によっては混み合う。
黒澤文庫の周辺観光案内
髙島屋は1831年に大阪で創業した老舗百貨店で、日本橋髙島屋は1933年に開店しました。
館内には黒澤文庫の他にも魅力的なカフェも多く入店しており、ショッピングの合間合間に楽しむこともできます。
日本橋髙島屋から北へ進めば右手にコレド日本橋、さらに北上すると左手に日本橋三越本店、右手にコレド室町があり、買い物に事欠かない地域です。
途中にある日本橋の乗船場からは日本橋川から隅田川へのクルーズ船が出ており、都心のクルージングも楽しめます。
南方法へ進むと公益財団法人石橋財団が運営するアーティゾン美術館があります。
こちらは株式会社ブリヂストンの創業者である石橋正二郎氏のコレクションを展示した美術館で1952年に開館しています。
2015年まではブリヂストン美術館の名称で営業されていましたが、建て替えのための長期休館を経て、2020年からアーティゾン美術館として再オープンしました。
黒澤文庫までのアクセス
日本橋髙島屋館内にある黒澤文庫へは東京メトロ銀座線、東西線、都営地下鉄浅草線の日本橋駅が最寄りです。
B4が駅直結の出口として便利ですが、都営浅草線をご利用の場合は駅構内を少し歩くため、一度地上へ出てから外を歩いて髙島屋へ向かう方法も良いと思います。
また、日本橋界隈には無料シャトルバスの「メトロリンク日本橋」が2路線走っています。
メトロリンク日本橋は約10分間隔、メトロリンク日本橋Eラインは約22分間隔で運行しており、両路線ともに「日本橋二丁目」停留所が日本橋髙島屋の最寄りです。
前者は東京駅八重洲口、三井記念美術館、JR新日本橋駅、地下鉄宝町駅などを通り、後者は東京駅八重洲口、浜町2丁目明治座前、地下鉄水天宮駅前、茅場町・兜町東証前などを回ります。
<店名>
黒澤文庫 -本と珈琲とインクの匂い-
<営業時間>
10:30~20:00
<住所>
東京都中央区日本橋2-5-1
日本橋髙島屋S.C. 新館4階 C407
<最寄駅>
日本橋
<公式サイト>
Web) https://green-coffee-farm.com/kurosawabunko/
Instagram) @cafe_kurosawabunko