概要
JULES VERNE(ジュール・ヴェルヌ)は、19世紀から20世紀初頭のフランス人小説家で、SFの父とも言われるほどのフランスを代表するSF作家です。日本でも「海底二万里」や「八十日間世界一周」は有名でしょう。
そんなJULES VERNE好きなご主人が作家の名前をとって2017年8月にオープンしました。
高円寺の八百屋から旬のものを仕入れてフルーツサンドにしている為、時期によってフルーツの種類は変動しますがその味は絶品です。
また、フルーツサンドが有名ですが、店名の通りコーヒーにもこだわりがあります。ぜひフルーツサンドと一緒に試してみたいです。
とにかく大変な人気店のため、オープン前から列ができることは日常茶飯事。フルーツサンドは売り切れ次第終了なので、お目当てのフルーツがあれば早めの来店をお勧めします。
メニュー紹介
フルーツサンドが人気の理由は、見た目、味、価格の三位一体がなす技でしょう。
芸術的な断面は、どのフルーツをとっても鮮やかで、フルーツそのものの新鮮さも伝わってきます。一つの注文で2カット分の提供なので、写真のように宮崎完熟マンゴーとあまおう苺の二つを注文するを2カットずつの4カットを楽しめます。
大きめのフルーツですが、決して食べにくいということはありません。このボリュームでフルーツ自体が新鮮。クリームの甘さが舌に嬉しく、耳付きのパンは柔らかな食感と歯応えの両方を内包した最高の調和を実現してます。
これだけのボリュームにもかかわらずその価格帯に驚きです。ワンドリンクオーダー制ではありますが、価格以上の満足感を得られることでしょう。
まとめ
雰囲気★★★★★・・・温もりと趣のある空間。
滞在 ★★★☆☆・・・長居はできないが、落ち着いた時間を過ごせる。
作業可☆☆☆☆☆・・・作業向きではない。
価格帯★★★★★・・・良心的価格。
待機列★★☆☆☆・・・結構並んでいる印象。
立地 ★★★★☆・・・住宅街の落ち着いた環境。
接客 ★★★★☆・・・丁寧な対応。
綺麗で美味しいフルーツサンド、良好な立地環境などから人気で並ぶことも多い「JULES VERNE COFFEE」ですが、かなりレベルの高いフルーツサンドを堪能できるため、並ぶ価値はあります。
また、臨時休業やテイクアウトのみ、あるいはイートインのみなどの時もある為、事前に確認した方が確実です。
周辺観光案内
最寄駅の高円寺界隈は商店街が多く、「高円寺パル商店街」「高円寺純情商店街」「高円寺中通り商店街」「高円寺ルック商店街」「高円寺庚申通り商店街」などがあります。
商店街自体も魅力的ですが、多くの飲食店やカフェが軒を連ねていることでも知られています。
カフェも老舗喫茶店から「JULES VERNE COFFEE」のようなモダンなカフェもあり、カフェ巡りも捗ります。
ちなみに前に「氷屋ぴぃす」の記事で、吉祥寺に吉祥寺という名の寺は存在しないと書きましたが、ここ高円寺には高円寺というお寺が存在します。
高円寺駅南口から徒歩約5分のところにあります。正式名称は「宿鳳山高円寺」と言い、1555年に開山された、観音菩薩を本尊とする曹洞宗の寺院です。
江戸時代、徳川三代将軍家光が鷹狩りの際に雨宿りの目的で立ち寄ったところ、住職が将軍としてではなく、一般の雨宿り客としてさりげなくもてなしたことで、家光公が気に入り、徳川家に縁のあるお寺となりました。
また、高円寺にはライブハウスも多く、多くのバンドマンにとっても重要な街と言えます。
食、歴史、サブカルチャーなど様々な要素が組み合わさった高円寺も街歩きに最適なスポットです。
店舗情報
JR中央総武線高円寺駅と阿佐ヶ谷駅の間の高円寺寄りに位置します。高円寺駅北口から阿佐ヶ谷方面に線路の高架下を歩いていくと約7分ほどでスーパーのBig-Aに突き当たります。
突き当たりを右に出ればすぐ目の前に「アールリエット高円寺 KOENJI APARTMENT」というアパートが見えます。そのA106号室が「JULES VERNE COFFEE」です。
この「アールリエット高円寺 KOENJI APARTMENT」は、JR東日本が手掛ける賃貸住宅で、同じ棟に住居、店舗、アトリエが混在する新しい価値を創生する場所で、様々なカルチャーが入り混じる高円寺界隈ならではのスポットです。
阿佐ヶ谷駅からだと東口を出て、同じように線路の高架下を高円寺方面に歩けば約9分で着きます。
<店名>
JULES VERNE COFFEE
<営業時間>
12:00-16:30
月火定休
※詳しい営業時間及びイートインかテイクアウトの可否については店舗にご確認ください。
<公式サイト>
Instagram:@julesvernecoffeeroaster
<住所>
東京都杉並区高円寺北4-2-24
アールリエット高円寺A106
<最寄駅>
高円寺/阿佐ヶ谷
<公式サイト>
Facebook) https://ja-jp.facebook.com/julesvernetimetravelercoffee/
Instagram) jules_verne_coffee