松屋銀座のカフェキャンティとは
松屋銀座の6階にお店を構える「CAFFÈ CHIANTI(カフェ キャンティ)」は、イタリアのトスカーナ州キャンティ地方で生産されるキャンティ・ワインから名付けられた店名です。
なぜワインから命名されたかというと、キャンティの発祥がカフェやパティスリーではなく、イタリアンレストランだからです。
キャンティの歴史は1960年にまで遡ります。同年4月、伯爵後藤猛太郎の庶子として生まれた川添浩史氏は、当時本格的なイタリアンレストランが珍しかった日本において、梶子夫人の発案により麻布飯倉片町8番地(現麻布台3丁目)に「キャンティ」を開店します。
当時キャンティは午前3時まで営業しており、遅い夕食をとる放送関係者や芸能関係者らに重宝されており、また政財界人や彼らに連れられてくる銀座や赤坂のホステスも利用し、賑わいを見せます。
キャンティの常連には、加賀まりこ氏、コシノジュンコ氏、さらに三笠宮殿下などの皇族関係者も利用していたというから驚きです。
そんなイタリアンレストランに端を発するキャンティは、現在有限会社春日商會によって運営されており、2022年現在第1号店である飯倉片町本店(レストラン/カフェ)の他、西麻布店(レストラン)、松屋銀座B1F(ケーキテイクアウト)、松屋銀座6F(カフェ)、丸ビル店(ケーキテイクアウト)の5店舗を擁しています。
また、CHIANTI(キャンティ)と検索すると、笹塚や江ノ島にも店舗があるように見受けられますが、それらは株式会社アイ・ケーディーが運営する飲食店であり、松屋銀座や麻布のCHANTI(キャンティ)とは異なります。
株式会社アイ・ケーディー並びに関連会社である株式会社エスエー・エーエス、有限会社飲食店開発、有限会社エスピーエーが手掛けるキャンティグループのレストランは、笹塚や江ノ島だけでなく、北は北海道から南は福岡まで56店舗を擁しています。
ちなみに、キャンティは笹塚だけで3店舗、江ノ島には2店舗を展開しています。
話を本題に戻します。
松屋銀座6階にあるカフェキャンティはアパレルショップが立ち並ぶフロアの片隅に佇む白を基調とした落ち着いた空間が特徴で、軽食やケーキとコーヒーなどが頂けます。
同じく松屋銀座のB1階にテイクアウト専門店舗を擁しており、お持ち帰り需要にも応えています。
カフェキャンティ名物メニューのプリン
キャンティ名物プリンセット¥1,320
キャンティ名物のプリンはレーズンが乗った甘さ控えめな大人プリンです。
固めの生地にほろ苦いカラメルと甘い生クリームが添えられており、レーズンのアクセントが他では味わえない風味を醸し出します。
プリン単品だと¥880、コーヒー単品が¥770なので、セットにすると¥330お得です。さらにコーヒーは1杯までお代わり自由なので、ゆっくり過ごしたい人にも良いサービスと言えるでしょう。
スイーツはプリン以外にもコーヒーゼリーやバニラアイス、ケーキ類が用意されており、どれもドリンクとのセットでお得に頂けます。
カフェキャンティの詳細
席数・・・4名掛けテーブル6卓程/2名掛けテーブル3卓程
価格・・・コーヒー¥770/ケーキセット¥1,540/プリン(単品)¥880/プリン(セット)¥1,320
WiFi・・・不明(銀座フリーwifi有り)
支払・・・現金/クレジット/QR【レジにて後払い】
電源・・・ 無し
混雑・・・時間帯によっては混み合う。店頭に待機用の椅子有り。
カフェキャンティの周辺観光案内
松屋銀座では定期的にイベントを開催しており、8階のイベントスクエアではその時々で展覧会が催されております。
2022年3月7日(月)〜2022年3月21日(祝・月)は、「ディズニー スイステッドワンダーランド」
2022年3月23日(水)〜2022年4月4日(月)は、「名探偵コナンプラザ」
2022年4月20日(水)〜2022年5月9日(月)は、「鬼滅の刃
など、魅力的な展覧会が目白押しです。
また、銀座のほぼ中心にあたる松屋銀座の立地上、周辺観光や飲食には事欠きません。同じ並びには明治37年創業の老舗文具店「伊藤屋」があり、中央通りを挟んで向かいには「Apple Store」があります。
銀座四丁目交差点からも近く、皇居の外堀までも徒歩圏内です。
カフェキャンティへのアクセス
カフェキャンティは松屋銀座の6階に入っているため、まずは松屋銀座を目指します。
東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、銀座線からは地下を通って直接松屋銀座内へ入店できます。
また、都営地下鉄浅草線の東銀座駅からも地下を通って銀座駅へ繋がっているため、少し歩くものの、雨に濡れずに松屋銀座までアクセスできます。
<店名>
カフェ キャンティ
<営業時間>
10:00~20:00(L.O.19:30)
<住所>
東京都中央区銀座3-6-1
松屋銀座6F
<最寄駅>
銀座
銀座一丁目
東銀座
有楽町
<公式サイト>
Web) https://www.matsuya.com/ginza/restaurant/chianti-1960/ (松屋銀座公式)