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Libertable赤坂店と南青山店閉店の理由
Libertable(リベルターブル)は、パティシエの森田一頼氏が手掛けるパティスリーです。
森田一頼(もりたかずより)氏は、1978年に新潟に生まれます。製菓学校卒業後、吉祥寺のL'ÉPICURIEN(レピキュリアン)や新潟のLUTÉCIA(ルーテシア)で学び、2004年に渡仏。モンペリエのJardin des Sens(ジャルダン デ サンス)やポイヤックのCordeillan-Bage(コルディアン バージュ)やパリのAstrance(アストランス)など、他にも数々の名店で経験を積み、2008年に帰国。同年、L'Enbellir(ランベリー)のシェフパティシエに就任します。
その後、2010年に自身のお店でフランス料理のフルコースを楽しめる「Libertable(リベルターブル)」を南青山にオープンします。
2012年には南青山店を閉店し、店舗を赤坂へ移転します。赤坂では、テイクアウト中心のパティスリーとして展開しています。南青山のレストラン店舗を閉店したとは言え、同氏が培ったフレンチにおけるノウハウは、赤坂のパティスリー店舗でも活かされています。その詳細は、次項にて紹介して参ります。
その前に、Libertable南青山店を閉店した理由について説明します。
表参道に立地するLibertable南青山店は2010年7月12日にデザートのコース専門店としてオープンしました。こちらは、先述したフランス料理の「L'Enbellir(ランベリー)」に併設する形で展開するデセールのフルコースを提供する店舗でした。内容としては、料理1品とそれ以外は全てデザートという構成だったと言われています。
同店にてシェフパティシエとしてLibertableを執り仕切っていた森田一頼氏ですが、会社(株式会社クレアティブ)設立と独立に合わせてLibertableを南青山から赤坂へ移し、赤坂ではテイクアウトメインのパティスリーとして展開しているという流れです。
南青山店を閉店した理由として、会社設立と独立が挙げられるようです。
ちなみに、店名「Libertable(リベルターブル)」の由来は、フランス語の「Libre(リーブル)=自由」と「Table(ターブル)=テーブル」を掛け合わせた森田一頼氏オリジナルの造語です。
Libertableのアイテム[Luxe(リュクス)とTentation(テンタシオン)]
ショーケースに並ぶケーキはどれも魅力的で、目移りしてしまいそうですが、森田一頼氏の凄さは、その素材にもあります。
修行時代や南青山でのフレンチ経験が活かされた、トリュフやフォアグラ、ポルチーニ茸などをケーキにも応用して使用している意外性がそこにあります。
同氏はパティシエであり、だからこそ表現できる自由な発想が現在のLibertableにはあると思います。
ここでは、Libertableの代表的ケーキと言っても過言ではない「Luxe(リュクス)」と彩り鮮やかな「Tentation(テンタシオン)」を紹介します。
フランス語で「誘惑」を意味するTentation(テンタシオン)は、薔薇の香るクレーム、野イチゴのムースとジュレ、ピンクペッパーとフロマージュのクリーム、薔薇のサブレで構成されています。
次に、黒トリュフの芳醇な風味が特徴的なリュクスを紹介します。
フランス語で「贅沢」を意味するLuxe(リュクス)は、チョコレートムースに黒トリュフを合わせたLibertableの代表格とも呼べる森田一頼氏渾身の作品です。
Libertableは、2022年7月、新たにイートインフロアを設けてプレオープンを果たしました。
そして同年9月1日に晴れてグランドオープンを迎え、ランチ、カフェ、そして完全予約制のディナー営業を開始します。
皆様お気付きとは存じますが、上のテンタシオンは以前のイートインスペース、下のリュクスは現在のイートインスペースでの撮影のため、背景やテーブルの質感が異なります。
テイクアウト専用店舗から通りを挟んで向かいに新設されたイートインスペースはUの字型のカウンター席を設えており、高級感のある上質な空間演出を、上品で優雅なケーキやデザートと共に楽しむことができます。
Libertableの詳細
席数・・・カウンター8席程
価格・・・Tentation¥700(+税)/Luxe¥800(+税)
WiFi・・・無し
支払・・・イートインに関してはキャッシュレス決済のみ【席にて後払い】
電源・・・無し
混雑・・・平日であればそこまで混む印象は少ない。
Libertableの周辺観光案内
赤坂駅からのアクセスが非常に優れているので、近隣に多く構えている飲食店のため、ランチやディナーに困ることはないでしょう。
また、江戸三大祭の一つ、山王祭で有名な日枝神社も徒歩圏内で高層ビルのなかに突如として現出する鳥居や、境内に設置されたエスカレーターなど、神社には似つかわしくないものの、日枝神社に特筆すべき個性として楽しめます。
商業施設として赤坂Bisタワーや、本格的エンターテイメント劇場の赤坂ACTシアターもあり、エンタメ要素も備えています。
少し歩けば国会議事堂や迎賓館もあり、予約等により見学も可能です。詳細は、各施設に直接ご確認ください。
Libertableまでのアクセス
東京メトロ千代田線赤坂駅2番出口から徒歩1分程のアクセスです。場所柄、東京メトロ銀座線と丸ノ内線の赤坂見附駅や東京メトロ南北線の溜池山王駅からも徒歩圏内です。赤坂郵便局のお隣りで、メインの通り沿いに店舗を構えている為、比較的分かりやすいと思います。
<店名>
Libertable赤坂店
<営業時間>
11:00-21:00
日曜定休
<住所(販売)>
東京都港区赤坂2-6-24 1F
<住所(カフェ)>
東京都港区赤坂3-6-10 1F
<最寄駅>
赤坂
<公式サイト>
Web) https://libertable.com/
Instagram) libertable
facebook) @Libertable